Second life stage of retired

自衛隊定年退職者の雄叫び

自衛隊の自動車教習所は厳しい

 我が家にはテレビがないので、娯楽の一つとしてユーチューブを見ることが多い。その中で、元自衛隊員が自衛隊の自動車教習所での経験について、話をしているものがあった。結論から言えば、タイトルで示されていたが、「自衛隊の自動車教習所は厳しい」という内容であった。

 私も陸士の時に大特と大型の第1種免許を自衛隊で取得したが、技能教習においては、かなり苦労した記憶がある。

 今の自衛隊の教習車両は、助手席にハンドルがついていて、指導員もハンドル操作ができる、いわば、旅客機などの航空機と同じような設計となっているようであるが、私の時代は、助手席にはブレーキしかない、という教習車両であった。

 自衛隊の教習所が厳しいというが、それも自衛隊での教育訓練のひとつであり、武器を搭載した車両を目的地まで、事故なく確実に運ぶ手段としての訓練であるとも言えるのである。公道を走行するため、免許を取得しなければならないが、免許を取得するためだけの教育訓練ではなく、いかに安全に走行し目的地まで輸送任務が完了できるかが、最大の目的であると考えている。

 私は、自衛隊在職中に、自費で民間の自動車学校で大型第2種免許を取得した。そして、この免許があるおかげで、定年後の就職において、タクシー会社に就職したことも、このブログで述べた。

 自衛隊の自動車教習所では、指導員の言動は厳しいものかもしれない。しかし、私の場合は、技術的に民間の自動車学校で大型第2種免許を取る方が、もっと厳しかった。

 自衛隊時代、私は、大型第1種免許を取得する際、仮免も本免も1回で合格した。そのつもりで、大型第2種免許も問題なく取得できるだろうと思っていた。しかし、大型第2種免許は、合格するまでに5回も受験したのである。私にとっては、自動車免許の中で一番厳しく難しい免許であったのである。その当時、第2種免許は公安委員会でのみ受験が可能であり、民間の自動車学校で第2種免許は受験出来なかった。それも合格を厳しくさせる要因であったかもしれない。

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