Second life stage of retired

自衛隊定年退職者の雄叫び

自衛隊の任務は増えている

 私が自衛隊に入隊した昭和55年(1980年)の頃は、自衛隊が海外で活動することなど、100%有り得ないことであった。しかし、湾岸戦争をきっかけに自衛隊は海外での任務が与えられて以来、今日では、多くの任務が存在している。

 自衛隊の任務となる根拠の法律は、下記のとおりである。

1 自衛隊法
2 国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律
3 重要影響事態に際して我が国の平和及び安全を確保するための措置に関する法律
4 重要影響事態等に際して実施する船舶検査活動に関する法律
5 武力攻撃事態等及び存立危機事態における我が国の平和及び独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律
6 武力攻撃事態等及び存立危機事態におけるアメリカ合衆国等の軍隊の行動に伴い我が国が実施する措置に関する法律
7 武力攻撃事態等における特定公共施設等の利用に関する法律
8 武力攻撃事態及び存立危機事態における外国軍用品等の海上輸送の規制に関する法律
9 武力攻撃事態及び存立危機事態における捕虜等の取扱いに関する法律
10 国家安全保障会議設置法
11 国際平和共同対処事態に際して我が国が実施する諸外国の軍隊等に対する協力支援活動等に関する法律

 私が入隊した当時は、自衛隊法のみの法律に基づいて、我が国を防衛することのみの訓練をしていた。しかし、今日では国際活動を含めた訓練をしなければならず、実際に国際活動に参加しなければならない状況にある。

 自衛隊に与えられる任務は増える一方であり、それに伴う訓練も増加傾向にあると思われる。しかし、訓練することも重要であるが、健康管理も大切であり、休養を取れるときは、体と心を休めることも忘れてはならないのである。

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