Second life stage of retired

自衛隊定年退職者の雄叫び

自衛隊定年退職者の再就職は体力勝負

自衛隊を定年退職して、50代半ばで再就職する場合、賃金の面を考えながら自分の理想とする職に正社員として採用されることは、難しいと言って良い。自分の理想とする職の求人があっても、50代半ばの者を中途採用する企業は、ほとんどない。しかも、ある程度妥協して、これで良いと思う求人があったとしても、賃金が相当安く、退職金や若年定年退職者給付金で補っても、それは、やがて時間の問題で限界となる。

以前、「正社員にこだわらない」という話をしたが、アルバイトやパートにしても、ある程度の収入を考えると、結局体力を必要とする職に就かなければならないのである。それも、残業やWワークを含めてということになる。

今日では、残業も制限があることから、アルバイトやパートを2箇所で働くWワークを選択するほうが、多くの収入を見込めることができるが、1日に2箇所働くとなると、労働時間も長くなるのみならず、仕事の内容自体が、体力を必要とする職になる傾向が高いため、健康管理を含めた体力維持が必要となってくる。

また、1日の労働時間が長くなると、自分の時間がないため、食事もインスタントやコンビニ弁当で済ませるようになってしまうが、健康管理を考えると、それは避けるべきであろう。

私は、現在2箇所でアルバイトをしている。一つは、2年前に派遣されて仕事をした工場で、一生懸命仕事をした結果、昨年もその工場から依頼を受け、派遣により仕事をしたが、今年その工場でアルバイトの求人があったため、応募したところ、2度派遣により仕事をしたこともあり、履歴書なしでもすぐに過去の実績により採用してくれた。もう一つは、夜に行うアルバイトで、週に5日程度の割合で仕事をしている。このように1日のスケジュールは忙しいのだが、食事は簡単なものでも自炊で、昼の弁当も自分で作っている。

自衛隊の定年退職者の再就職は、やはり体力勝負であるということになり、企業もそれを求めているのかもしれない。

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