仕事を探す、あるいは再就職して思うことがある。それは、資格・免許は取れるものは、取っておくべき、ということである。
たとえば、調理師やフォークリフトといったものでも、もし取得が可能であれば、将来必要ないと考えても、その資格・免許を取っておくべきである。
資格・免許は、時代の変化によって今後、取得が困難となるケースが増加するため、取れるものは、早めに取っておくことが大事なのだ。
良い例が自動車免許である。昔は、自衛隊で大型免許を取ることは、適正がない者などを除き、誰でも取得が可能であった。しかし、現在は自動車免許の種類が新設されたことで、自衛隊において自動車免許を取得しても、大型車は自衛隊車両に限定される。これは、免許の種類に中型免許が加わったためである。したがって、自衛隊で自動車免許を取得しても、さらに限定解除を行わなければ、一般の大型車は運転できないことになる。このように、昔は簡単に取得できた資格・免許も、今では段階を得ないと取得できない、あるいは、内容が難しくなって、簡単には取得できなくなってきているものが多い。資格・免許は早めに取れる時に取っておくと将来的に有利となる場合がある。
だが、資格といっても国家資格のみならず、民間資格を合わせると、あまりにもその数が多く、実際にどれを取っておけばよいのか迷う。資格・免許で学科のみで取得できるのであれば、自分の都合に合わせて学習計画は立てられるが、実技や講習を受けなければならない資格は、その機会を逃すと取得できないことになる。もし、そのような機会があるならば、受講してみるのもよいであろう。