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「自衛隊新卒」とは

防衛省のホームページによれば、任期制隊員が、任期を満了し民間企業へ就職する際、その隊員を「自衛隊新卒」と呼ぶと記載されている。

これは、任期制隊員が、自衛隊における教育訓練等で社会人としての責任感や実行力を身につけ、その結果、任期を修了するまで職務を成し遂げたものであって、けっして自衛隊を中途退職するものではないことから、「自衛隊を中途退職した」との誤解をさけるため、「自衛隊新卒」と呼ぶようである。

自衛隊の階級層は、大きく「士」、「曹」、「幹部」に分類され、「士」が任期制となっている。これは、国家防衛の観点から体力面で、ある程度精強性を維持しなければならず、このような公益性を達成させる目的で、任期制を導入しており、また、定年制である「曹」、「幹部」も一般職国家公務員より定年年齢が早くなっている。

選抜試験に合格すれば、「士」から「曹」に昇進でき定年制により引き続き自衛官として勤務を継続することは可能である。しかし、体力的や身体的な面、価値観や目標などが人それぞれ異なるわけであるから、優秀な人材であっても任期の満了を一区切りとして別の道に進みたいと考える者も少なくない。

そこで、任期制隊員が民間企業へ就職活動する際に、任期を修了する最後まで職務を成し遂げたにもかかわらず、中途退職との誤解により、目標に向けた就職活動が阻害されないように「自衛隊新卒」というワードが生み出されたようである。

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